アクション ゲーム

ピクミン2がシリーズ最高傑作である所以はこちら!!




おしりでーす。

以前ピクミンシリーズは1.2.3の中でも圧倒的に2が面白いという内容の記事を投稿していたんですが2020円10月30日にピクミン3の完全版『ピクミン3 デラックス』の発売が発表されたので今一度ピクミンを振り返ろうと思います。

とはいえまだ発売されていないピクミン3デラックスの話は何もできないので前の投稿であまり深くは触れなかった”ピクミン2が最高傑作である理由”を1.3と比較しながらお伝えしていきましょう。

まあ簡単に言うとピクミンシリーズを振り返りながらピクミン2を評価する回です。

シリーズ最高のボリュームと自由度!!

ピクミン2が他と優れている点といえばぼくは真っ先にこれが思い浮かびます。

ピクミン2の目的は主人公「オリマー」の後輩である「ルーイ」のミスで抱えてしまった借金10000ポコを未知の惑星でピクミンの力を借りながら返済すること。

1の目的は30日で宇宙船のパーツを回収するという普通に難しい日数制限があり3では途中で外道オブ外道な行動に出るキャラが居てそいつのせいで餓死の危険に脅かされたりと地味にストレスを感じる部分があります。

それらと比べて2は目的を達成するにあたって最初から最後までこういった煩わしいイベントがないので快適です。

ピクミンの増殖、新しいエリアへの進出、お宝集めなどなど、やることの多いピクミンシリーズでは唯一エンディングまでの日数制限がない2がぼくは楽しめました

 

それに加えて地下洞窟の探索が面白い。

この地下洞窟というダンジョンは1.3には無く2特有のものでダンジョン内の仕掛けをピクミンで解きながら最下層のボスを倒してお宝を手に入れるというシンプルでありながら面白い部分です。

全部で数十のダンジョンが存在するんですがそれら一つ一つが個性的。

一応地下洞窟ということでどれも薄暗い雰囲気ではありますがシャワールームだったり台所だったりとただの別世界、しかも時空がゆがんでいてここでは時間が進まないというトンデモ設定。

同じくボスの種類も多種多様で雑魚敵の親玉、未知の生物、果ては機械まで出てきます。

「このダンジョンのボスはなんだろな~」と思いながら最下層にたどり着くと毎回想像もしていなかったキモイ奴らに出会えるという独特の楽しみがあります。

ですがボスキャラに関しては1や3も負けてませんね。

1は完全に正体不明のドドロ、3はきれいなグラフィックでいい感じにきもい生物が多数登場するので原生生物のインパクトはなかなかのものです。

快適になった操作性

 

1からのピクミンのAIの改善、カメラワーク、連続投げのスピードアップ、その他もろもろの操作性、2ではういった細かい部分が1から改善されていてとてもとても遊びやすくなっています。

こうして文字で説明してもあまり伝わらないとは思うんですが1の後に2をやると全然違います。

 

3と比べてみてもコントローラーの仕様上2の方が圧倒的に操作しやすく1.2.3の中でも2が1番快適です。

3の操作性も悪くはないんですがWIIUゲームパッドは形が独特すぎたためにいざプレイしてみると地味に操作しにくかったです。

 

割と細かいことのように思えますがアクションゲームにおいて操作性やカメラワークは絶対に無視できないのでここも評価すべき点でしょう。

ネーミングセンスが最高なお宝図鑑

むちゃくちゃ面白くて好評な「生物図鑑」「お宝図鑑」1には無く3では図鑑そのものが削除されるという悲劇、よってこの図鑑モードも2特有のものです。

気持ち悪い原生生物たちですがリアルな不快害虫を少しだけマイルドにしたようなデザインが多いのでなんとなく見てみたくなるのが人間の性というもの。

そんな欲望を満たしてくれるのがこの生物図鑑でゆっくりじっくり原生生物の生態を観察できます。

終盤ではこいつらの調理方法が記されたルーイメモを閲覧できます。

ぼくにはなにもかもゲテモノ料理になるところしか想像できないよ…

オオマンマン、コマンマンとかいう下ネタに全振りしている生物もいます。

 

一部閲覧注意な生物もいますがなんとな~くじっくり観察してみたくなる唯一無二のきもさ、原生生物のデザインはかなり秀でてると思う。

続いてお宝図鑑。

こちらは日常生活でよく目にするテープやコーヒー、クッキーといったお宝を眺めることができます。

ぶっちゃけただの物、食べ物なので眺めても面白くないんですが「オリマーメモ」「セールストーク」が雑談ではあるものの全部一気見しちゃうくらいに簡潔で分かりやすく面白い。

ただの物なのにここまで話を広げられるのはすごいよ感心だよ・

中にはお薬大好き人間のような大人だからこそ楽しめる内容のメモもあります。

興味がある人にはぜひとも拝見していただきたいです。

チャレンジモード

ピクミン2にはある程度ストーリーを進めるととあるカギを入手できます。

カギを入手した後はタイトル画面より「チャレンジモード」という本編とは独立したモードが解放されます。

このチャレンジモードは全部で30のミッションがありその1つごとに初期ピクミン、配置されているアイテム、ステージが固定されていて時間制限もあります。

ダンジョン内の敵を倒すことで手に入るカギを回収しなければ次のフロアへの道が開かれない等、本編とは違った条件での探索ですが限られた条件でいかにお金を稼ぎゴールを目指すかを考え試行錯誤するのが面白いです。

普通にクリアするだけでもかなりのボリュームと難易度なので常人ならば30のステージをクリアして満足するのでしょうがピクミン2をガチでやりこむ人はより早くより高いスコアを目指して1つのミッションを何度もこなすようです。

 

総評

長々と比較、批判、評価してみましたが以上の理由からピクミンナンバリングの最高傑作は2で間違いないです。

1の短所を無くし長所を伸ばした1の上位互換が2で2の長所を無くしてグラフィックを向上させたのが3といったイメージです。(ぼくの中では)

かなり3を悪く書いてしまいましたが今度発売されるピクミン3のデラックスバージョンについては興味がある人にはぜひとも買ってみてもらいたいです。

主人公3人が新キャラで問題点だったボリュームの少なさも改善しているみたいなので初心者が買うにはかなりおすすめです。

一旦はピクミンというコンテンツが死んでいなかったことに安心ですね。

ここからピクミン2のデラックス版、ピクミン4も制作されればぼくはめっちゃ喜びます。

 

-アクション, ゲーム