おしりです。
かなり前ですがsteamにて有料で配信されているマリオのようなゲーム、Eversion/エヴァーションをクリアしたので今回はそのレビューとなります。
目次
え、えヴぁーしょん⁇
あまり有名ではない本作なので先にある程度の説明をしておきましょう。
Eversion/エヴァーションとは今現在steamにて配信されている2Dアクションゲームで定価は498円。
元々はフリーゲームだったみたいですがちょっとしたリメイクを経てsteamまでのし上がったみたいです。
今回の内容は最後にネタバレを含みますのでご注意を。
ゲーム性は2D横スクロールで昔のマリオとゲーム性はほとんど同じ。
マリオと同じゲーム性といえばもはや説明不要でしょう。
大きな特徴の一つとしてエヴァーションという言葉の意味通り特定の場所でボタンを押すと世界を裏返すことができます。
このエヴァーションを駆使して全ステージを攻略することでエンディングです。
ステージ数は少なく全部で7ステージ、クリアするだけならアクションが下手でも1時間かかりません。
残念ながら日本語には対応していません。
ですがセリフも説明も不要なゲームなので困ることはありませんでした。
ゲームスタート!
そんなこんなでPCにPS4のコントローラーをつないでいざプレイ。
こんな感じのステージをジャンプしたりエヴァーションしたりで先に進んでいきます。
マリオにエヴァーションというちょっとしたパズル要素を加えただけなので色々試しながらも順調に進んでいきます。
う~ん、これはただのマリオ!!!
特別面白いわけでもなくクソ難しいわけでもなく割と退屈なマリオです。
それでも進めていくと・・・
なんかホラーチックになってきてね?
BGMも最初の明るいものと比べて少し不気味な感じになってきます。
中盤あたりから難易度も上がり画面端から謎の血のようなもの迫ってきたり手が飛んできたりと露骨にホラーになってきます。
特にラスト2ステージはエヴァーションできるポイントもわかりにくく1回のミスで進行が不可能になったりと初見クリアは不可能に近いです。
元々1回ダメージを受けるとゲームオーバーなのでここまでくると文句なしの死にゲーです。
その内容もマリオと同じくピーチ姫のような人物(というかペンギン?)のもとへ辿り着きハッピーエンドと思っていたら・・・
ん、、なんかいきなり敵になったぞ
待って!!待って!!
喰われました・・・
その後ゲームは強制シャットダウン。
ドキドキ文芸部と同じことをしてくれましたがどうやら真エンドがあるみたいなので条件を満たして再挑戦、今度はファイナルステージへの扉が開かれます。
最初の明るい雰囲気はどこへ行った?もうホラーに全振りです。
しかも信じられないくらい難しい!!!
ということで50回ぐらいファイナルステージで死んでしまい午前4時ごろようやくクリア。
再びエンディングへ、、、
ピーチ姫!ぼくはすべてのステージを完全にクリアした!!!今度こそあなたを助けてみせる!!!
と、叫びながら見ていると
お、お前が向こうに合わせるんかい!!!
一応♥は出てたんでハッピーエンドですね。
一切セリフの無いゲームでしたがある意味先の読めない展開で驚かせてくれました。
ファイナルステージ含めて全部で8ステージですが3時間ぐらいかかりました。
結論を言わせてもらうとこれは死にゲーです。
総評
ざっくりわかりやすくエヴァーションを表すならこんな感じ
マリオにちょっとしたパズル要素を加えたボリュームの少ないゲーム
敵に当たると即死、エヴァーションできるポイントもヒントが少なく難易度は少し高め
中盤からホラー要素が多くなり初見殺しも増えるので精神的にきついです。
ファイナルステージに突入する条件は全ステージの宝石(マリオでいうコイン)コンプリートです。
後半の3.4ステージは回収どころか見つけることすら困難な宝石が多いので鬼畜です。
クリア前とクリア後で大きく印象の変わるゲームで総合的にみるとむちゃくちゃ難しいです。
2D横スクロールアクションにホラーを加えている点は非常に珍しいので死にゲーに耐性のある方は楽しめるかもしれません。
ぼくの感想としては「まあまあたのしめたけどさすがに難しすぎる」
といったところですね。。
セリフが無いところや段々世界がホラーチックになっていくところは考察の余地がありそうですね。