おしりです。
近年目にすることが多くなった地雷系ファッション、ヤンデレ、メンヘラといった特徴をもつ女性。
これらは各種SNSやアニメ、ゲーム、現実世界でも目にすることが多くなり新しいジャンルの誕生のように感じております。
ということで今回は
情緒不安定なメンヘラ女を中心にストーリーが進んでい「メンヘラゲーム」を4つ紹介していきます。
まあ一言にメンヘラと言ってもサイコパスみたいな感じに今はかなり広い意味で使われてますから「めんどくせえ女を中心に物語が進むゲーム」と思ってください。
めっちゃ持論なんですが現実世界の女性はサバサバしてる娘の方が良いけどフィクションの女性はメンヘラやヤンデレの方が個性的で面白い女になりやすいと思うんですよね。
なのでフィクションの女性はめんどくせえ女=魅力なのです!
今回は少し、ほんの少しだけネタバレを含みますのであらかじめご了承ください。
目次
ニーディガールオーバードーズ
「NEEDY GIRL OVERDOSE /ニーディガールオーバードーズ」は2022年1月21日にSteamにてリリースされたゲームで瞬く間に数十万本の売上記録してSwitchへの移植も決定しました。
プレイヤーは最強のインターネットエンジェル(配信者)を目指す承認欲求強めな女の子あめちゃんの彼氏”ピ”としてあめちゃんに指示を出してフォロワー100万人を目指す地雷系配信者育成ADVなのです。
朝・夕方・夜の3ターンで構成された1日を繰り返しフォロワー数を稼いでいくという至って普通の育成シミュレーションですが普通なのはゲーム性だけでそれ以外の部分はかなり尖っています。
今回のテーマはめんどくせえ女なのであめちゃんの情緒不安定っぷりを見ていきましょう。
メンヘラ要素その1 未読無視でガチギレ
あめちゃんは1ターン行動するごとに画面右下のLINEのようなアプリにメッセージを送ってきます。
このメッセージですが既読すらつけずに無視するとぽけったーというTwitterのようなアプリにて怒りの文章が表示されます。
これだけならまだ可愛いものですが未読無視を何度も繰り返すと、、、
ゲームオーバーになります。
これぞメンヘラ!
我々プレイヤーはメンヘラ女との接し方をゲームオーバーになることで学ぶことができるのです。
未読無視は人間のすることではないので当然の末路ですね
メンヘラ要素その2 おくすりとえっちなことが大好き
あめちゃんははいしんでえっちなはいしん等の過激な配信でオタクに媚びることでフォロワー数を大きく稼ぐことができます。
ですがそれはあめちゃんにとってはストレスが溜まる行為なので上がってしまったストレスを下げるための手段としてえっちなことやおくすりがあります。
えっちなことではピとのプレイ内容がぽけったーにて呟かれはいしんの衣装でヤッたりケツの穴まで楽しんでいることが明かされます。
えっちなこともヤリすぎには要注意で一定回数あめちゃんとヤッてしまうとゲームオーバーになってしまうので未読無視と同じくあめちゃんの気持ちをよ〜く考えてあげる必要があります。
おくすりは適量摂取でちょっとしたストレス解消になるのですがやみはいしんやえっちなはいしんで蓄積されたストレスは計り知れないので普通のおくすりを普通に使うだけでは溜まっていく一方です。
なので錠剤を大量に摂取したり「まほうのきって」とかいうやばそうなおくすりを使うことになるのですがその際には
こうなります
このおくすりもえっちなことと同じく使い過ぎには要注意で特定のエンディングへ到達してしまったり
やみはいしんの果ては「私は100%伝説」などと言いおくすり生配信をしてしまうなど、あめちゃんが暴走してしまいます。
おくすりの体験を書いた「たいけんき」ではなにやら不穏な文字が・・・
メンヘラ要素その3 他にもいっぱい!
あめちゃんのメンヘラな一面はこれだけではなくエンディングやはいしんでもそのめんどくせえ女っぷりを見せてくれます。
ですがそれを紹介するとあと5000文字くらいかかってしまうのでそのあたりは是非とも実際にプレイしてみてください。
予想の斜め上をいくエンディングと幅広いオマージュを盛り込んだ神ゲーですから!
私だけいれば問題ないよね?
お次は「私だけいれば問題ないよね?」通称わたもん。
こちらは元々スマホアプリとしてリリースされた恋愛アドベンチャーゲームで今ではSwitchにてダウンロード専用のソフトとして配信されています。
てなわけで主人公の名前はおぱんつにして全部のエンディングを回収しました。
主な内容は選択肢に応じて女の子の反応やエンディングが変わるというごく普通の恋愛ゲームですが本作には大きな特徴が2つあります。
1つ目の特徴は女の子とのやりとりの半分がメッセージで進む所。
攻略開始時や女の子とのデートイベントの前には必ずメッセージアプリの画面から始まり女の子と会う約束を取り付けてデート。
これが基本的な流れです。
スマホの場合は我々が普段使っているLINEと同じような画面なのでまるで本物の女の子とラインをしているかのような錯覚に陥る人もいるかもしれません。
特徴2つ目は大半がヤンデレ属性を併せ持っているという所です。
攻略可能な六人の女の子のエンディングは好感度を80以上にすることで到達することができて相手の気持ちに応えると結婚したり付き合ったりと恋愛ゲームのテンプレのような終わり方をするのですがターニングポイントにて好感度80以上で尚且つ相手の気持ちを否定するような選択肢を選んでしまうとバッドエンドへ分岐します。
そのバッドエンドでは主人公がヤンデレヒロインに大変な目に遭わされることがほとんど。
顔やばいっすよ
ですが中学生くらいの女の子に踏まれ興奮され手当てされるというほとんどご褒美みたいなエンディングもあるので病み(闇)の魅せ方は数パターンあります。
一人当たり40分前後で攻略できる短編ヤンデレADVですがエンディング前にセーブファイルを作ることができなかったりCV未実装だったりと少し粗が目立つ作品です。
メンヘラフレシア
エントリーナンバー3は狂気の【メンヘラ恋愛ホラーアドベンチャー】メンヘラフレシア、キャッチコピーは
特上のメンヘラ成分をあなたに
本作はふりーむにて配信されているメンヘラ女の子との恋愛を楽しめるフリーゲームですがSwitch /Steam /スマホ(Android、IOS両方)でリメイク版の
「メンヘラフレシア -Flowering Abyss-(フラワリングアビス)」が発売されています。
リメイクにあたって
・フルボイス化
・グラフィック一新
・エクストラシナリオ追加
という大きな追加要素があります。
ゲーム性は先ほどのわたもんと同じく選択肢に応じてエンディングが分岐するごく普通の恋愛ADVなのですがタイトル通り攻略ヒロインが全員メンヘラです。
ある女の子は主人公の家の床下で主人公がオナる所を見て自分も床下でオナったり
またある女の子は表情豊かすぎて顔が変わりまくるというとにかく強烈な女の子が揃っています。
しかもかなり暴力的な女性が多くどの女の子のどのルートでも必ず誰かが逝きます。
ですが狂気のシナリオとその魅せ方は本作特有の世界観を演出していて読み進めているうちに引き込まれてしまい読み進める手が止まりません。
五人のヒロインを攻略可能で女の子たちは最初から主人公への好感度がMAX状態なので出会いから誰かが逝っちゃうエンディングまではテンポ良く進み一人当たり30分前後で終わります。
なので狂っている内容ではありますがキャラに感情移入する前にそういうとんでもねえエンディングを迎えるのでメンタルが破壊される類のゲームではないです。
リメイク版の追加シナリオではもしもハッピーエンドを迎えられるのならば・・
というIFルートが追加され本編でロクな結末を迎えられなかった女の子たちの幸せそうな姿を見られるのでリメイク版の発売で彼女たちは救われました。
デスマッチラブコメ
最後はレイジングループを代表作に持つシナリオライターamphibian(あんひびあん)先生がが脚本を担当したケムコのノベルADVシリーズ「デスマッチラブコメ」
本作はそのタイトル通りラブコメ要素が強い作品で主人公の八木 景(やぎ けい)が学校でトップレベルに可愛い女の子二人から同時に告白されるところから始まります。
二人から告白された主人公の景は
爆発します!
というのは幻で実際に爆発はしていませんでした。
ですが幻というにはあまりにもリアルな感覚で爆発を経験した景以外にもその光景を実際に見たという同級生たち。
そんな混乱している真っ最中に現れるピンクの猫のような生き物、こいつは「次は本当に爆死する」と景に言い放ち消えます。
そんな謎だらけの状況をみんなで色々考えたところ、景は「告白されたら爆死する呪い」をかけられてしまったと推測します。
まあ何を言っているのかわからないと思いますが本当にこんな感じの始まり方なんですよね。
この事件をきっかけに景の呪いを解く方法を探しつつ二人の美女からの告白を回避する日々、”デスマッチラブコメ”が幕を開けるのです。
主なヒロインは二人で学園のマドンナ(死語)るみ子と景の幼馴染の乙羽の二人。
乙羽はツンデレ暴力系ヒロインなので景に優しく接しようとするも
景の自宅で5キロの漬物石を投げる
白桃をあ〜んした時の勢いで景を殺す
暴れた結果部屋を半壊させる
等、人間とは思えない暴れっぷりの「乙羽襲来」事件が起きます。
それだけなら「まあラブコメだし」で済まされるのですが終盤では自身の出生について悩みを抱えていることが判明。
常に情緒不安定のツンデレ暴力系メンヘラヒロインと化してしまいます。
もう一人のヒロインるみ子は一見普通そうな雰囲気ですが実はある人に依存しまくりのメンヘラらしい一面を併せ持っています。
こちらは公式からのネタバレ防止のアナウンスに引っかかるのでるみ子の依存っぷりは是非とも本編で。
最初はテンプレのラブコメ展開から始まる本編ですが実はラブコメの中に伏線が散りばめられていたりオカルトミステリーな要素が強くなっていくゲームです。
日常が非日常へ変わっていく、謎が謎を呼ぶ展開、張り巡らされた伏線と後半の伏線回収といったノベルゲームの醍醐味を味わいたい人にはおすすめです。
実は全部Switchでプレイできます!
ということでメンヘラヒロインを主軸としたストーリーを楽しめるアドベンチャーゲームのご紹介はここまでです。
とりあえず4作品ほど紹介してみましたがこの中でもぼくが強くお勧めする作品はニーディガールとメンヘラフレシアですね。
冒頭でお話しした通り「フィクションの女の子はめんどくせえほど面白い」をしっかり味わえるゲームです。
なにより演出や狂気の魅せ方が素晴らしい。
この2作品は最初から最後までず〜〜っと楽しめました。
すぐ自殺しようとする女の子をプレイヤーという神の視点で高みの見物を決める私のような紳士にはたまらんのです。
でもってこの4作品、全てSwitchでプレイ可能です。
ただし、ニーディガールの発売日は10月の27日なのでこの神ゲーだけはしばしお待ちを!