おしりです。
今回はPCやPS4でできる2Dアクションゲームの激ムズボスをご紹介しましょう。
いわゆる死にゲーというやつですがダークソウルみたいな3DのアクションRPGではないので
実は半日くらいかけて覚えて戦い続ければ意外と突破できるものです。
難しいアクションに抵抗のある人もこれを機にチャレンジしてみてはいかがかな?
目次
アンダーテール サンズ
もはや説明不要の名作アンダーテール。
本作のジャンルはロールプレイングゲームと記載されていますがレベル上げや装備を整えるよりも敵の攻撃を避けられるようになる方が圧倒的に楽に攻略できるアクション寄りのゲーム性です。
そんなアンダーテールにはN、P、Gルートの3つのルートがありPルートもなかなかですが一番難易度が高いルートがG(ジェノサイド)ルートです。
Gルートへの分岐条件は敵を全て殺すこと、それはボスだけでなくダンジョン内の雑魚敵すらもエンカウントしなくなるまで狩り尽くすということです。
そうして敵を殺しレベルが高くなった主人公はほとんどのボスを一撃で倒せるようになるのですがこのルートではアンダインとサンズ戦だけ難易度異次元のボス戦となっています。
アンダイン戦も結構な死闘になる人が多いと思いますが今回は有名すぎる最強ボス「サンズ」のやばさをみていきましょう。
サンズー攻撃力1防御力1
もっとも楽な敵
1ダメージしか与えられない
これがサンズのステータスです。
強いこと一個も書いてなくね!?
というのがぼくの感想なのですがそれでも最強のボスということは強さ=ステータスではないということです。
戦闘が始まるとサンズは先制攻撃を仕掛けてくるのですが、、、
ええと、、負けイベですよね?
このGIF画像だとうまいこと全部避けてるので分からないんですがサンズの攻撃は受けても無敵時間が発生しないので
骨とブラスターには触れている間ゴリゴリHP削られます。
しかもほとんどの攻撃に(正式名称ではないが)毒属性が付与されてるので被弾後の毒でHPが減り続けます。
なので攻撃力1といえど実質超連続攻撃でサンズのターン終了後も毒込みでありえないくらいHPが減る、かすっただけでもアウト系のボスなのです。
なのにこちらの攻撃は当たりません。
初見さんは防御力が1なら超火力で短期決戦に持ち込めばどうにかなると思いがちですが当たらなければどれだけぺらぺらな耐久でも関係ないですね。
ここでネタバラシするとサンズ戦の勝利条件は「23回攻撃する」。
当たらない攻撃ですが攻撃を続けることでサンズ撃破にたどり着けるので世界中のプレイヤーは絶対に回避されるとわかっていながらも攻撃を続けることになります。
ですがそこはターン制RPGなのでこちらが攻撃するごとにサンズのターン。
激ムズマリオを強制させるかのような攻撃は止まりません。
それでも何回もやられては再挑戦していくと案外攻撃を避けられるようになるものです。
12回攻撃するとサンズから休戦を提案されます。
このままサンズと戦闘を続けるか?サンズを見逃すか?主人公の選択肢は2つです。
ですが見逃した場合はゲームオーバーなので選択肢は無いのと同じ、攻撃後、再び戦闘が始まるのですが、、
ここからが本当の地獄です
サンズは本気を出し攻撃はさらに激しさを増します。
かすっただけで致命傷なのに一瞬気を抜けばモロにうけてしまうような大規模攻撃の連続。
それだけで済めばまだマシなのですがこちらのターンでも常に骨が湧き出て触れればダメージです。
後半戦はありえない難易度なのに攻撃を続けなければ勝てないのでこれほどまでに激しい攻撃を最低でも9割以上は避けられるようになってようやくスタートラインです
そこまでできてようやく「どのタイミングで回復アイテムを使うか」という駆け引きができるようになるのです。
でもってラストはサンズの連続最強攻撃を受けるのですがこれ(画面右上)がなかなか鬼畜難易度。
1つ1つが強いというよりかはここまでくると集中力が途切れかけているのでまあまあ長いサンズのターン苦しめられます。
そこまでやってようやくサンズに勝利するのですがサンズ戦の何がやばいかって
救済措置が無いんですよね
本作のジャンルはRPG、RPGといえば勝てないボスにぶつかったときにレベルを上げて再挑戦すれば大体どうにかなります。
ですがGルートの分岐条件の話を思い出してください。
ダンジョン内の雑魚敵すらもエンカウントしなくなるまで狩り尽くす
と、言いましたよね?
つまり雑魚を倒して”レベル上げに逃げる”なんてことはできないのです。
じゃあ装備品を整えて強くなれば良いのでは?
それもほとんど意味なしです。
サンズの攻撃力は1なので主人公の防御力が1だろうと10000だろうと与えてくるダメージは1に変わりありません。
一応「くもったメガネ」という無敵時間を延長させる装備品がありますがこれも効果を実感できるほどの性能ではないうえに
結局のところ「かすっただけで大ダメージ」なのでほとんど意味なし。
受けるのではなく避けなければダメなのですよ。
それでも一応有効な攻略法がわずかにありまして
前半戦のサンズが休戦を申し出たターンはこちらが攻撃するまでなにもしないのでゆっくり回復できるチャンスだったりします。
なので回復アイテムを大量に持ち込んでおけば己の集中力と主人公のHPを前半戦終了時に回復できるので
このターンだけは砂漠を歩き続けた先にようやく辿り着くオアシスのようなそんな状態です。
ヘルテイカー Examtaker
お次はSteamにて無料で配信されている倉庫番を元ネタとしたパズルゲームHelltaker /ヘルテイカー。
主な内容は悪魔っ娘ハーレムを築きたい主人公が女の子をナンパするために地獄へ乗り込むというものです。
基本的なゲーム性は規定行動回数内に仕掛けを解きゴールに辿り着く倉庫番を元ネタとしたパズルゲームですが
配信から1周年、EXチャプターが追加されました。
EXチャプターは倉庫番ライクなパズルゲームにアクション要素も加えた内容でそのラスボスの難易度が限界突破していたのでご紹介。
まずボス撃破の条件ですが画面下のHP3本を0にするという至ってシンプルでわかりやすいものです。
ボスの攻撃を避け切る→攻撃→次のフェーズ
ですが攻撃のチャンスは↑こういう流れでボスの攻撃を全て避け終わった後にしか巡ってこないのでアクションゲームといえど実質ターン制みたいなボス戦です。
もうここまで読めばなんとなく想像できるかもしれないんですけどボスの攻撃がヤバすぎて攻撃のチャンスを迎える前に爆殺されるんですよね・・・
厳密にいうと1撃入れるまではまあ上手い人なら初見でもいけるかな〜程度の攻撃ですが
その後がとんでもねえ猛攻です。
これがフェーズ2の後半の攻撃なのですが
初見クリアできます?
たぶんほとんどの人が反射神経的な能力のみで乗り切るのは無理だと思います。
とはいえ、見ての通り攻撃と攻撃の間にわずかな隙があるので何度もチャレンジして覚えてしまえば案外どうにかなるものです。
さて、問題は2撃目を入れたラストの猛攻とりあえずコレ見て
ず〜〜っとスレスレ!
安全地帯が少なすぎるんですよ!
ここまで避けるのにマジで半日かかりました。
横一直線の攻撃だけじゃなくて上からも常に降り続けて最後は広範囲のビームです。
それと大事なことを言い忘れてましたがこちらは
ボスの攻撃を一発でも受けるとゲームオーバーです
これが一番やばいです。
ということでこの密度の攻撃をノーダメで切り抜けなければこちらの攻撃は届きません。
救済措置もありません、攻略方法は覚えること以外ありません。
ですがやられてもHPを削ったところからリトライなのでそこだけはこのボス戦のほんのわずかな良心といえるのかもしれません。
カップヘッド 全部
最後はカップヘッド
見ての通りカートゥーンな可愛らしい世界で描かれる2Dシューティングゲームなのですが
難易度は鬼です
本作の目的はカジノで借金を背負ってしまいそのオトシマエとして世界中の債務者の魂をカジノのオーナーの代わりに回収することです。
なので2Dアクションと言ってもマリオやアールタイプのような横スクロールのコースクリアがメインかと言われると答えはNOです。
一応ワールドマップを歩き回って装備品を整えたりコースに挑戦することもできるのですが全体の75%がボス戦なんですよね。
このボス戦が前述した通り難易度鬼で何度もぼくはやられました。
カップヘッドには大きく分けて地上戦と空中戦の2つがあるんですが地上戦の場合は
上方向、下方向に常に強制スクロールされたり足場が少なく四方八方からの攻撃を避けながらボスへ攻撃を当てる必要があります。
まあ文章で説明するより映像の方が100倍わかりやすいですね。
かといって空中戦は簡単かというと全然そんなことはなく
空中ボスの場合は画面外に逃げられしばらくステージギミック的な攻撃が始まったり武器が固定されているので
人によってはこちらの方が苦手かもしれません。
サンズは攻撃の仕様、ヘルテイカーは一撃アウトってところがやばいです。
それじゃあカップヘッドはなにがやばいかというと
ほとんどのボスが第3形態第4形態までの変身を持っていて十数種類の攻撃を繰り出してくるところです。
対してこちらのHPはわずか3!
2回しか被弾は許されないのにやられたら第一形態からやり直しです。
もう完全に「やり直しだ!逝って来い!」って感じですね。
絵柄は可愛らしいカートゥーンな雰囲気ですが生首になろうとも
翼をもがれ飛べなくなろうとこのボスたちは戦うことをやめないのでまさに死闘です。
やはりお金のトラブルとなるとみなさん命懸けで必死に戦うことになるんですね。
では激ムズ2Dアクションのボス特集をこれにて終わります。
ヘルテイカーは無料であのクオリティー、アンダーテールは有名すぎる名作
カップヘッドは2年で500万本売り上げてる大ヒット作
どれも世界中で絶賛されている傑作なので腰を据えてゲームをやりたいときにチャレンジしてみてはいかがかな?
死闘の末に勝利したとき脳汁がブシャァってなります。
死にゲーをクリアすることでしか分泌されない脳内麻薬を実感できますよ。