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声優さんとグラフィックを一新して特上のメンヘラ成分を送るゲーム「メンヘラフレシア」




おしりです。

今回は狂気の【メンヘラ恋愛ホラーアドベンチャー】

 

メンヘラフレシアをクリアしたのでそのレビューとなります。

制作はCHARONでイラストはねこふじかおる様。

ぼくが過去に公開した記事だいすきトリカゴセヴンデイズのイラストも同じくねこふじかおる様だったりします。

 

キャッチコピーは

特上のメンヘラ成分をあなたに

リメイク版としてSwitchで咲いた五人分の花

本作メンヘラフレシアには原作の「メンヘラフレシア」とリメイク版の「メンヘラフレシア -Flowering Abyss-」の2種類があります。

 

原作のメンヘラフレシアはPC用にふりーむにて配信されていてその尖っていて高い評価を得た結果リメイク版である「メンヘラフレシア -Flowering Abyss-」(フラワリングアビス)が制作され2021年に配信されています。

 

主な内容は一緒ですがリメイクの際に

・フルボイス化
・グラフィック一新
・エクストラシナリオ追加

こんな感じにまあまあな手の施しようです。

 

フルボイス化で女の子の印象はガラリと変わりますしなによりグラフィックが一新されたのは雲泥の差ですね。

これが

こうなっています。

 

対応機種はSwitch /Steam /スマホ(Android、IOS両方)でかなりお手軽にプレイできます。

 

今回ぼくがクリアしたのはリメイク版のフラワリングアビスの方でSwitch版です。

全員メンヘラの狂った恋愛ゲーム

本作は選択肢に応じて攻略するヒロインが分かれたりハッピーエンドやバッドエンドに分岐するごく普通の恋愛アドベンチャーゲームです。

ただし!

タイトル画面から大体の人が予想する通り登場人物全員がメンヘラです。

なのでプレイヤーは主人公である「いたろー」の目線で感情の浮き沈みが激しい、というかもはや変態に近い女の子との恋愛を楽しむことができるギャルゲなのです。

 

攻略可能なヒロインは五人で一人攻略するのに大体30分前後という短めのストーリーが用意されています。

ゲームが始まると5つの選択肢が現れ選択した花の名前に応じたヒロインのルートへと分岐します。

そして各ヒロインの攻略が始まると最後の選択肢でのみバッドもしくはハッピーエンドに分岐するというわかりやすい仕様です。

各ヒロインの特徴は

元気すぎるボクっ娘まつり

表情豊かなぶりっ子みほみ

大人な雰囲気を醸し出す女優あゆめ

コスプレイヤーのもえこ

お嬢様のねねね

 

主人公との出会い方や立場はそれぞれ異なりますが共通点は

全員メンヘラで主人公に対する好感度が最初からMAX

という点です。

では今回は特上のメンヘラ成分の一例であるまつりルートだけざっくりとご紹介しましょう。

このルートのいたろーとまつりは学生でいたろーが好みの女の子の話をしていることを聞いたまつりがいたろーにグイグイ来るところから始まります。

最初の選択肢で「黙れブタ」が出てくるのですがこの時「多分このゲーム良作なんだろ〜な〜」と思いました。

 

分岐の条件は最後の選択肢だけなのでここではどちらを選んでもまつりとのデートイベントへ進みます。

 

デート後はなんだんかんだでまつりと付き合うのも悪くないと思い、いたろーは性欲が爆発してしまい自室でオナってしまいます。

後日家の中なのに謎の視線を感じるいたろー、その正体を確かめようとしたところで何者かに殴られてしまいます。

目が覚めるとまつりはいたろーの上に乗っかっていました!(なんというご褒美!)

謎の視線の正体はいたろーの家の床下に潜んでいたまつりだったのです!

ということは自室でおなっていた所も見られてしまっていたわけでまつりはそのことを嬉しいとか言います。

これもう+チック姉さんのオマージュでしょ!

そして現れるエンディング分岐の選択肢、「お前なんか嫌いだ」を選んだ場合、、、

まつりは自分を殴ります。

その後は「こんな胸いらないよね?」と言いいたろーの目の前で胸部を抉り取ります。

こうしてまつりはこの世から去りバッドエンドへ。

情緒不安定にも程がある!

 

もし「愛してるよまつり」を選んだ場合はハッピーエンドへと分岐します。

ハッピーエンドではまつりの強い希望によっていたろーは首を絞めます。

おもいきり首を絞め続けたことでまつりはこの世から去りハッピーエンド「形にないもの」。

 

どこがハッピーエンドなん?

スタッフロールが流れた後はまつりの過去編が始まりまつりルートは終了です。

 

こんな感じに本編が終わった後に女の子の過去編が始まるのはだいすきやトリカゴセヴンデイズと非常によく似ていますね。

 

こういう過激なメンヘラ女の子との恋愛があと四人分もあるので狂っているゲームが好きな人は大歓喜でしょう。

他の四人もまつりとはまた違ったメンヘラの在り方を魅せてくれます。

一人につき30分前後で終わるボリュームでツッコミどころが多いにも関わらずツッコミがいない世界なので実況向きの内容にも思えました。

 

 

総評

総合的に見ると血生臭い恋愛を楽しめる狂ったゲームですね。

全員メンヘラでどの女の子のどのルートでも必ず誰かが死にます。

手放しで喜べるハッピーエンドが1つもないので普通の恋愛を求める人はマジでこのゲームをプレイしない方がいいと思います。

(まあそこが魅力でもあるんですけどね)

 

ちなみにぼくは変態なのでこういうゲームはかなり好きです。

 

一人の女の子につき30分前後というテンポの良さ、狂ったシナリオ、快適なUIは評価に値します。

 

エクストラシナリオもあるんですがこちらは本編より更に短くおまけ程度の内容です。

本編で美しく散っていった女の子との幸せなデートを楽しみたい人は満足できるでしょう。

 

尖ったゲームをお求めの人にはめちゃおすすめです!

 

ねこふじかおる様

公式サイト

Steam

 

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