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ホームレスから成り上がる面白すぎるRPG「龍が如く7」のレビューです‼




おしりでーす!!

今回はぼくが中学生のころから好きなシリーズの最新作

龍が如く7をクリアしたのでその感想でぇす。

久しぶりの更新で長々と書いてしまったので時間あるときにでも見ていってください。

 

基本情報

龍が如くも(開発スピードがはやいおかげか)今回で7!!

いまではセガの看板とも言えるメジャータイトルですよ。

 

そんな龍が如くですが今回から心機一転、戦闘システムから物語の舞台、なにより主人公が桐生一馬→春日一番へと変更されました

主人公の春日一番(かすが いちばん)

6までの主人公桐生一馬と比べてにぎやかな性格(ただの陽キャ)

 

ド    ン!

少年漫画の主人公(ルフィ)のようなキャラで桐生さんとは違ったタイプのかっこいい男

 

この主人公交代により今までの龍が如くをプレイしてなくて登場人物やあらすじを知らない人、アクションRPGが苦手な人にとってかなり手を出しやすい内容となっております。

逆に過去作をしっかりやってきた人ほど好みは別れるかもしれませんが・・

物語の舞台は横浜「異人町」

序盤、終盤に大阪「蒼天堀」、東京「神室街」といったお馴染みの町を歩き回れますがサブストーリーは無しなのでおまけ程度。

本作の物語は主人公春日一番(以下一番)がこの「どん底の街」と呼ばれる異人町でホームレスから成り上がる熱いストーリーです。

ストーリー

あんまりネタバレしちゃうのも気が引けるんであらすじと大まかな流れだけ書かせてもらうと、、

一番は龍が如くシリーズで地味に出番の多い神室町の風俗店「桃源郷」で生まれ育った孤児、その特殊すぎる生い立ちからか案の定ろくでもない若者となりある日ヤクザに捕まります。

追い詰められた一番は助かりたい一心で関東の極道組織「東城会」の荒川組の名前を出します。

しかし不運なことにそのヤクザは東城会との敵対組織「近江連合」の組員でした。一番のせいで荒川組の組長「荒川 真澄」は一番のもとへ駆けつけます。

一番の親っさん、荒川真澄

そこで親っさんがとった行動はまさかの「指1本落として一番を連れ帰る」

という初対面の人間とは思えない行動でした。

 

その日以来荒川真澄に惚れた一番は子分にしてもらい数年が経ちます。

そんなある日組の若頭「沢城」が殺人事件を起こしてしまい警察からの身を隠すのが困難な状況に陥りました。

そこで荒川の親っさんは一番に頭を下げ沢城の身代わりとして警察へ出頭するようにお願いします。

こうして一番は殺人の罪を被り刑務所で18年を過ごします。

その後出所した一番はどういうわけか荒川組に捨てられてしまい流れ着いた町、横浜・伊勢佐木異人町でホームレスから成り上がるのです。

 

かなり省略しましたがあらすじとしてはこんな感じです。

殺人の身代わりとして刑務所へ入り、出所したころには自分の知らないことだらけという展開は初代龍が如くに似たものを感じますね。

10、11章までは異人町で起こる抗争や事件を仲間と協力して乗り越え一番のカリスマでグイグイ引っ張っていきます。

11章の後半ぐらいから東城会、近江連合との戦争、裏社会の陰謀といった事件が絡み合い龍が如くらしい展開となります。

しかもナンバリングだから過去作の登場人物なんかも出てきちゃいます。(このあたりから難易度と面白さが爆上がり)

初代~6までの主人公を務めた伝説の男も登場します。

過去作主人公という扱いの難しいポジションですが相変わらず桐生さんは最高でした。

 

でもってラストはそこそこ綺麗に終わるという5.6と比べてかなり面白い、完成度の高いストーリーです。

 

クリアした感想としては思い切って主人公を交代したのは大成功だなと思いましたね。

ぶっちゃけ3.4辺りから立場的に桐生さん主人公でやるのは無理あるんじゃね⁇

ってずっと思ってたしその予想が的中して5.6はかなり残念な内容だったからここで一番に交代してくれて本当に良かった。

 

他の人のレビューなんかも少し見たけどストーリーに関してはかなり高評価ですし期待していい出来ですよ。

 

RPGへと変更されたバトルシステム

お次はバトル、こちらもアクションRPG→コマンドRPGへと変更されました

これに関してはもはや別物、別ゲーです。

 

コマンドRPGといってもそのへんのゲームとは違っていろんな要素がてんこ盛りでかなりぶっとんだバトルシステムとなっています。

文で説明するよりも画像で説明した方が分かりやすいでしょう例えば

デリバリーヘルプ通称「デリヘル」で個性的な人を呼んだり

宇宙から攻撃したり(AKIRAじゃん!!)

と、こんな感じのツッコミどころしかないバトルを繰り広げます。

他にもドラクエのようにジョブチェンジシステムを採用していたりボスが重機だったりと唯一無二のゲームにも程がありますね。

しかも成人男性3人でハローワークに通ったりホームレスという0の状態からジョブチェンジでパワーアップしていくという流れはゲーム的にも現実的にも見ていて勇気づけられます。

というかどんな状況でも諦めず必死に努力する一番がめちゃくちゃカッコイイ!

この全力でふざけてる感嫌いじゃないです。

むしろ好きです、龍が如くのド派手なバトルは健在で安心しました。

 

しかし!!

 

老害であるぼくには受け入れがたい不満な部分もある!!

 

不満な理由の一つとしてかなりテンポが悪いこと、これはもうやってみたら痛感するけどとにかく戦闘がダルイ!!!

RPGだから仕方ないかもしれないけど雑魚的が大量にいた場合なんかは序盤だと全体攻撃が無い分、苦戦するし時間かかるし終盤のボスに至っては

体力の設定間違えてない!?

ってレベルで硬い。

戦闘のテンポをよくするために過去作であれだけ進化してきたのにそれが無になってしまっていることは残念だったよ。

プレイスポット・サブストーリー

龍が如くといえば笑えて泣けるサブストーリー、本編ほったらかしでのめりこむプレイスポット!!

今回はなんと、

あのパチスロ5号機最強の台、ハーデス!!と、凱旋!!

蒼天の拳!!獣王!!

がそのまま実装されるというパチスロ好きには嬉しい誤算です。

他にもドラゴンカートという名のマリオカート!!

久しぶりにやってくれましたよSEGAさん、もうやる前から面白いってわかるよね!

スロットはアイテムで確定役を引いた状態で打てる模様。

(ぼくはゴト行為だと思ってます。)

そしてサブストーリーは新たな舞台、異人町特有のホームレス関連のものや作りこまれた街を案内するバスガイドなど、こちらもいつも通り安定して面白い。

パーティメンバーとは絆ドラマという形でお悩み相談ができます。

主な内容は一番とメンバーのサシ飲みで絆ドラマでは各メンバーの性格や過去の話を聞くことができます。

絆ドラマを進めていくともらえる経験値が増えたり新しいジョブを選択可能になったりと良いことが盛りだくさんです。

(完全にペルソナシリーズのコミュですね。)

パーティメンバーとのサシ飲みなんて4人パーティになった本作ならではのイベントですしキャラの掘り下げ方がうまいですね~。

(さっちゃんが言うダメな男の特徴にはめっちゃ共感できる。)

他にも会社を経営してとんでもない金額を稼いだりCMを作成するころができます。

もちろん経営は一筋縄ではいかなく株主総会で土下座させられることもあるんですけどね。

 

サブストーリーにについては舞台や登場人物が一新されたことで今までになかったタイプの内容となっており本当に文句の付け所が無いです!!

総評

ざっくり要点を過去作と比較してまとめると

良い所

・新しい舞台「異人町」の作りこみは素晴らしい、きれいな景色からトイレの中といった細かい所まで探索したくなる

・新主人公にしたことでストーリーが5や6の比にならない面白さ。

・メインストーリー以外ふざけにふざけ倒した所が面白い、かなり笑える

・プレイスポットが充実、おそらくシリーズ最強

・仲間との会話、絆イベントによるワイワイ感

・格を落とさずに、なおかつ出しゃばりすぎないように過去作キャラを登場させる絶妙な扱い

悪い所

・戦闘、とにかく戦闘のテンポの悪さ、次回もコマンドRPGにするなら真っ先に改善していただきたい、ペルソナ5にしていただきたい。

・ジョブシステムが中途半端、数種類あるジョブの中から実戦で飛びぬけて強いジョブが各キャラ固有のジョブ以外に1つか2つ。

それ以外はとても戦える性能じゃないので無難に固有ジョブ(元々のジョブ)にしとけばよくね?感が否めない

 

こんなところかしら?

まあとにかく悲観すべきは戦闘、バトルシステムですよ。

これ以外の部分は最高に面白いのにクッソ重要なバトルシステムが悪化してるから惜しい作品。

せめて今まで通り難易度設定で楽にするか戦闘のスピードを2~3倍速にできるようにしてほしかった。

アクション部分もある以上難しいかもしれないけどロクに育成せずにボスへ挑むとガチで倒すまでに30~40分かかる!!

逆にそれ以外の部分で面白い所はめっちゃあるからプラマイ余裕でプラスの良作、これは自信をもって断言できる!!

 

今回はこれで終わりですありがとうございました!

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