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無課金や初心者でも楽しめる覇権DCG「遊戯王マスターデュエル」を評価します!




おしりです。

全デュエリストが待ち望んでいたデジタルカードゲーム「遊戯王マスターデュエル」がとうとうリリースされましたね!

遊戯王OCG歴3年のぼくも楽しみにしていたので早速インストールして楽しんできました!

3日ほどでゲーム開始からプラチナランクまで上り詰めたのでここで一旦マスターデュエルの解説と感想を記事にしていきたいと思います。

基本情報と仕様について

ますは遊戯王マスターデュエルの基本情報から説明していきましょう。

遊戯王マスターデュエルとはコナミデジタルエンタテイメントより配信されたアプリで本作では遊戯王OCGをデジタルカードゲームとして楽しむことができます。

対応機種はプレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/Android/iOS/PC(Steam、Mac非対応)でスマホ版にも対応する予定ですがそれは後日とのことです(2022年1月現在)

もちろんクロスプレイ対応!

 

ですがSwitchの場合はスペックのせいか他の機種と比べて動作がカクカクなのが難点。

というかボタン操作はかなり面倒なので今始めるならSteam版一択です。

マスターデュエルで収録されているカードは2021年1月に発売された「ライトニングオーバードライブ」までとかなり膨大。

具体的な種類でいうと10000種類以上になります。

 

禁止、制限カードを含めた対戦ルールも遊戯王OCGとほとんど同じです。

デュエルリンクスのようにライフポイントが4000だったり各キャラごとにスキルが設定されていることはありません。

ガチのちゃんとした遊戯王OCGです。

コナミがマスターデュエルにかなり力を入れていることは間違いないでしょう。

 

基本的な情報はこんな感じです。

お次はマスターデュエルで出来ることを解説していきましょう。

 

デュエル

本作の全てといっても過言ではないモード「デュエル」。

デュエルでは全国のプレイヤーと対戦することができます。

対戦に勝てばランクが上がり負ければランクは下がる仕様、勝ち続けて世界最強を目指します!

ランクが上がれば報酬を受け取ることができその報酬で更にデッキを強化して更に上のランクへ上げていくというわかりやすいシステム。

後述しますが新しいカードを手に入れるにはとにかくジェムが必要になります。

最初のうちは簡単にジェム稼ぎが出来ますが1回限りのミッションをクリアしてしまうとランク戦での報酬でジェムを貯めていくことがほとんどになるのでプレイヤーは毎日のようにこのランク戦に時間を費やし一日中パソコンに向かってマウスをカチカチするだけの人間になってしまいます。

肝心のデジタルカードゲームの出来としては非常に完成度が高く操作性もかなり快適です。

自分相手のカードをクリックすれば詳細が出てきますしチェーンの処理もわかりやすい。

遊戯王カードは1枚のカードに効果が3つぐらい詰め込まれていることも少なくないので各カードの効果を発動できるタイミングや条件を満たした場合にカードの効果を発動するか確認してくれるのもありがたい機能ですね。

例えばこのニビルというカード、相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚した場合に発動できる効果を持っています。

今何体モンスター特殊召喚したっけ?

現実世界だと相手が何回召喚・特殊召喚しているのか数えるのが面倒ですしそれにばかり気を取られて発動する予定だったカードを発動し忘れてしまい好き勝手やられるなんてこともあります。

ルールが複雑なゲームなのでできることとできないことがハッキリしているのもDCGの長所ですね。

(遊戯王に関してはルールを熟知していてもこれどうなるの?っていう状況は多いです。)

以上のことからゲームとしては文句なしの完成度だと思います。

今現在実装されているオンライン対戦はランク戦だけで期間限定のイベントはまだ開催されていません。

今後どのようなイベントが開催されるか楽しみですね。

 

ショップ

当たり前ですがショップでパックを購入しなければ自分が欲しいカードは集まりません。

ショップでは通常のパックのほかにも構築済みデッキや初回限定で「格安10パック+超強力汎用カードセット」なんかも用意されています。

構築済みデッキは安く買える割にそこそこの強さで使い方も難しくないので初心者にはかなりおすすめです。

特に作りたいデッキがない人は最初は構築済みデッキで戦って慣れてきたら2つ目のデッキを作るのがおすすめ。

最初はジェムが貯まりやすいので無課金でもデッキによっては2つ目、3つ目を作るのに多くの時間はかかりません。

 

通常のパックは6750種類のカードの中からランダムに当たるという欲しいカードが当たる確率は0に等しいパックです。

しかしシークレットパックというものが存在しこちらは各テーマのカードが超高確率で排出されるありがたいパックとなっております。

出現条件は通常のパックで各シークレットパックに設定されているキーカードを当てるか後述するクラフト機能でキーカードを生成することです。

 

一例ですが

ブルーアイズデッキの切り札的なカードである「ブルーアイズカオスMAXドラゴン」を通常のパックで当てるとブルーアイズの関連カードが超高確率で出るシークレットパックが解放される。

こんな感じです。

クラフト機能を使ってカードを作る場合はジェムではなくポイントが必要になりますが自分が作りたいデッキのシークレットパックを確実に出現させることが可能なので基本的にはこちらを使うことになるでしょう。

シークレットパック出現後は制限時間内にガンガン開封して必須カードを集めまくり大部分が集まったら足りない分をクラフト機能で揃えてデッキ完成という流れになります。

気になる封入率ですがN,R、SR、URの4種類のレアリティがありぼくの体感だとURは平均8〜10分の1くらいでSRは5分の1くらいかな?

パックの封入率はそこまで悪くはないのでパックを引き続けてもなかなかデッキを作れないということにはならないです。

デッキ編集とクラフト機能

お次はデッキの編集ですね。

カードゲームなのだから当たり前ですが自由にデッキを作成してランク戦に挑戦できます。

カードの検索、ソート機能はもちろん関連カードの表示まで可能なので使いやすいです。

正直デッキの編集については特に書くことはありません。

ですがカードの分解と生成ができるクラフト機能というものが本作には存在します。

 

このクラフト機能が非常に優秀でこの機能を使えば好きなカードを作ることができます。

既に持っているカードを選んで分解を選択するとカードがなくなる代わりにCP(クラフトポイント)が手に入りこのCPはNのCP、RのCPといった具合に分解したカードのレアリティに応じたCPに変換されます。

このCPがあれば好きなカードを作成することが可能で検索画面から欲しいカードを検索し生成ボタンを押すとCPと引き換えにカードが手に入ります。

生成にはURのカードならURのCP、SRのカードならSRのCPが必要になるのでパックで高いレアリティのカードを当てる必要はありますが便利すぎてコナミさんには圧倒的感謝です!

 

基本的な流れとしてはジェムでパックを開封→シークレットパック解放→シークレットパック開封で作りたいデッキの大部分を収集→

足りないカードはクラフトで生成→デッキ完成

こんな流れです。

どのデッキを作るにもURが3〜6枚ほどは必要になりますが召喚獣のようにSRのCPさえあれば9割のカードが揃って色んなデッキと合わせられて尚且つ強力な性能を持つコスパ最強テーマも存在するので初心者でも色んなデッキを作れます。

ぼく自身マスターデュエルを始めてから1日で自分が目指していたデッキを完成させることができましたし案外すぐデッキは作れます。

それと現実世界ではデッキの必須カードで絶対に3枚入れなければいけないカードが1000円ぐらいしたり1枚2000円前後の強力な汎用カードなど、値段の関係でなかなか作る気にはなれないデッキも存在するので「お金が無くてデッキを作れない」という問題もマスターデュエルならある程度解消してくれています。

 

DCG界の覇権確定なのでは?

今現在のマスターデュエルの機能としてはこんな感じです。

遊戯王OCGというカードゲームが面白いのは間違いありませんがそれ以外にもクラフト機能や構築済みデッキといった初心者、無課金のプレイヤーにも優しい機能が備わっているのでぼくとしてはこれ以上ないくらい最高の形で遊戯王をDCG化してくれていると思います。

 

とはいえ誰にでもおすすめできるゲームではないようにも感じたのでその理由を書いていきたいと思います。

1デュエルにかかる時間が長い

今の遊戯王は昔と比べると1ターンの間にかなり多くのカードを使います。

使用するデッキによっては1ターンに15〜20枚ほどカードを使ったりモンスターを10体くらい召喚、特殊召喚するデッキも割といます。

そうなると長い時間がかかるわけで自分と相手がそういうデッキを使うと1デュエルに20〜30分かかることも珍しくありません。

ドライトロンっていう環境上位のデッキがあるんですがこのデッキに先攻をとられると5分以上モンスターが展開されていくのを見せられた挙句なんでも無効にするモンスターを召喚されてしまい

自分のターンに全てのカードの発動を無効にされて負けるというあまりにも面白くない負け方をしてしまうことも・・・・

 

ぼくは面白くても膨大な時間を費やすのは嫌なのでそういうデッキは使わないようにしていますが相手に先攻をとられてしまった場合は対策が難しいのでストレスですね。

これに関してはマスターデュエルというより遊戯王OCGがそういうゲームなので仕方ないのですがDCG化によってテンポが悪くなっていることも事実なのでこの辺りはやはり気になるところですね。

対戦がランク戦しかない

厳密にいうと「今現在ランク戦しかない」というだけなのでいずれ解決されると思いますが一応ね。

オンライン対戦はランクを賭けた対戦しかできないので新しく作成したデッキがどんなものか試したい時でもランクを賭けて殺意高めのデュエリストと対戦するしかありません。

カードゲームあるあるですがカードの効果を見たときにそこまで強くなさそうと思っていたのに実際に使ってみると超強かったなんてことはザラにあるわけです。

(もちろんその反対に強いと思っていたら弱かったなんてことも・・)

てなるとやはり使ってみないことにはカード単体、デッキ全体の強みは把握できないのでもっと気軽に対戦する機能が欲しいところですね。

そもそもルールが難解

有名な話ですが遊戯王はとにかくルールが難しいです。

マスターデュエルではチュートリアルとソロプレイでジェムを貰いながらルールを覚えられる初心者大歓迎な雰囲気を出してはいますが何度も対戦回数を重ねると疑問が浮かびまくります。

例えばですが魔法、罠、召喚、特殊召喚を無効にして破壊する「神の宣告」。

相手がこのカードを発動したので元々自分フィールドにいた「ヴァレルロードSドラゴン」の効果でカウンターを1つ取り除いて無効にする。

実はこれ、できません!

その理由はカウンター罠である神の宣告はスペルスピードが3に設定されているのでこの神の宣告の発動に対して自分は神の宣告と同じくスペルスピード3のカウンター罠しか発動できません。

 

どうです?、意味わからないでしょ?

こんな感じに細かいルールが難しく一見できそうに見えることがルール上できなかったりすることが多いのでガチの初心者はきっちり勉強する必要があります。

 

これについては死にゲーに近いものがあり何度負けても立ち上がれるプレイヤーだけが楽しめるものだと思います。

とはいえ今はYouTubeやWikiでかなり詳しい情報が載っているのでそれが理由でやらないのは勿体無いと思いますけどね。

今後の動きに期待!?

ここまでぼくが感じたことを良くも悪くも書いてみましたがやっぱりマスターデュエルは素晴らしいDCGだと思います。

その証拠にSteam同時接続は26万人、世界4位です。

今後は大会の開催やアップデートによるカードの追加でブームが加速すると思うので更にランキングが上がるかもしれませんね。

 

スマホ版に対応すれば遊戯王を始めるにあたっての敷居が低くなるので楽しみしかありませんね。

(Switchみたいにカクカクでなければの話ですが・・)

追記

1/27にスマホ版がリリース!

電池の消費は激しいですがカクツキもほとんどなくスマホのみで楽しめます!

 

リアルな方と本作マスターデュエルの両方を経験したぼく的にはどちらも一長一短だと思います。

リアルな方ではお互いが慣れていればサクサク対戦を進められますし自分の好きなサプライ品を使うことができなにより最新のカードが随時発売されるので刺激が半端無いです!

 

マスターデュエルの方は対戦相手とすぐにマッチングするところや現実では値段の関係で手に入れにくかったカードを生成できたりとこちらこちらで素晴らしい機能が搭載されています。

結局のところ遊戯王OCGは面白すぎるのでこの機会に少しでも遊戯王に興味がある方はマスターデュエルや紙の遊戯王に触れてみてはいかがかな?

 

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