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【精神的恐怖】トラウマになるゲームの自殺シーン6連発!!




芸能人や身の回りの人間が自殺したという心苦しい話は年を取ると誰しも聞いたことがあると思います。

ぼくも今現在24歳ですがテレビ以外で自殺の話を聞いたことは2回ほどあります。

当然それらは壮絶ないじめで成人を迎える前に首を吊ったり不倫がバレて妻に合わせる顔が無く自ら命を絶ったりと聞いていて気分が沈む内容です。

今回はそんな自殺という重いテーマを扱うので心の準備はしておいてください

ぼくにとって印象に残った「ゲームの自殺シーン」を紹介するのでかなり鬱な内容となります。

ネタバレも含みますので覚悟のうえで見ていってください。

serial experiments lain

シリアルエクスペリメンツレイン

鬱ゲー、プレミアゲームとして超有名なPS用ソフト、レイン。

そのゲーム内容としては音声記録とムービーを再生しそれを視聴するだけという単調なもの。

しかしその内容はものすごく難解、それでいて陰鬱な雰囲気、グロシーン、人間が狂う過程といった頭がおかしくなりそうな要素がてんこ盛りです

終盤にて主人公の玲音(れいん)は「自分の存在を証明するのに必要なことは認識であり肉体は必要のないもの」

という結論に至ります。なので玲音は路上にて

拳銃を咥え自殺を実行します。

それまでは無表情で感情を表に出すことの少なかった玲音でしたがこの自殺シーンでは拳銃を口にくわえて数秒、手が震えています。

その後深呼吸して発砲するのですが自殺のリアルすぎる描写にゾッとします。

こうして主人公が自殺するという形でエンディングを迎えるのですがどこからともなく聞こえてくる玲音の笑い声が不気味。

玲音以外にも同じ方法で女子高生が自殺するシーンがありますがこちらもかなり狂気じみていて怖い。

このゲームに限らず拳銃を口に咥えて発砲するという自殺の方法は映画でもよく見かけますが実は「脳の中心部分にある脳幹を撃ち抜き確実に絶命する為」という理由があるそうです。

 

ゲームの発売後にアニメが製作されていますがアニメは色々とマイルドなので本作の狂気を覗きたいならゲーム版を拝見してくださいませ。

もちろん昔のゲーム特有のヤバいシーンが多いからそれなりの覚悟は必要ですぞ

ユーノ

浴槽のお湯が赤い

数十年前に発売された「この世の果てで恋を唄う少女yuno」

タイムリープ&恋愛の要素をゲームという形で完成させているアダルトゲーム

ぼくがプレイしたのはリメイク版です。

 

本作は序盤に起きる謎だらけの事件の真相を突き止めるために時間遡行を繰り返しながらヒロインの攻略、メインストーリーを進めるADVゲームです。

ループ物の定番といえばそれまでですが本作もシュタゲやリゼロのように主人公が何度も失敗しながら全員が生存するルートを目指す物語です。

今回紹介するのは主人公とは血のつながりのない母親有馬 亜由美(ありまあゆみ)のバッドエンドルート。

亜由美さんはジオ・テクニクスという会社で主任として働いていて海岸での工事の責任者でもあります。

作中では海岸での工事中に何度も落雷事故が発生、けが人だけでなく死亡した人もいるかなり大きな事故。

現場監督である豊富はこれらを上司である亜由美さんの指示だと言い張りすべての責任を亜由美さんに押し付け自分だけは助かります。

となると工事の責任者である亜由美さんが相次ぐ事故の責任を取らされるわけで遺族の方や海岸工事に反対していた人たちが会社へ突撃。

必死の説得もむなしく亜由美さんは罵声を浴びせられこのようなことに・・・

さらに追い打ちをかけるようにテレビでも落雷事故について言及。

この報道は亜由美さんをさらに追い込みました。

だけど災難は終わらない。その次の日の夜にはヤクザに脅迫され会社の重要書類を持っていかれます。

(この町治安悪スギィ!!)

立て続けに不幸が続いて亜由美さんはこうなります。

まああれだけのことがあったらたぶんぼくでも泣きますわ・・・

翌朝には豊富に呼ばれ出社する亜由美さん。

なにか事件があるときには必ず表れる現場監督の豊富、嫌な予感しかしないのでどうにかジオ・テクニクスにこっそり侵入し亜由美さんを見つけますが・・・

嫌な予感は的中しました

もちろん止めに入りますが豊富は今までの悪行をしらばっくれ逆に脅してきます。

不法侵入である主人公にできることは何もなくあっさり言い包められました。

結局何もできずに家へ帰ることになる主人公でしたが家に入るとリビングから何やら声がします。

リビングではなんと、、

また豊富が亜由美さんを襲っていました!!

殴りかかろうとしても亜由美さんは豊富をかばいもうどうでもよくなった主人公は家を飛び出します。

しばらくして頭を冷やし家へ戻りお風呂場にいる亜由美さんに話しかけます。

が、なぜか応答がなくここでもまた嫌な予感が

お風呂場に突入すると

自殺してました

ここまでかなりざっくりと解説しましたが実はこのあと事件の元凶である豊富はクビになります。

なので落雷事故の件で亜由美さんが罵声を浴びせられることは今後なくなるんですがその頃には亜由美さんが自殺しちゃうという最悪な結末。

追い詰められて自殺するパターンでその追い詰められる描写を徹底的に見せられるとてつもなく鬱なルートです。

深夜廻

チュートリアルで・・・

日本一ソフトウェアのホラーADV「深夜廻」

ボリュームの少なさを補って余りある完成度でぼくの1番好きなホラーゲームでもあります。

ゲームの始まりは赤黒く不気味な山奥。

ここでは移動やアクションのチュートリアルが始まります。

少し進んでいったところで行き止まりに・・

テキスト通りに箱を持ち上げて操作していくんですが・・

 

首を吊ります

ここまでが深夜廻のチュートリアル。

首吊りが急すぎてびっくりしますしこの首吊りとテキストにも実は恐ろしい設定が隠されていたりとかなりの衝撃でした。

「いくらホラーゲームでもチュートリアルでは死なないだろう」そんな先入観を持っている人ほど度肝を抜かれます。

本作においてはメニュー画面なら敵に襲われないというゲームの暗黙のルールすら破ってきます。

かわいい絵柄とはかけ離れたエグイ演出が多くそれが魅力でもありますね~

 

パワポケ10

人間不信

彼女攻略のバッドエンドにおいてホラー、鬱な展開が多いパワポケシリーズ。

今回はパワポケ10に登場する彼女候補「さら」のバッドエンドの紹介です。

さらは主人公と同じ高校の生徒で屋上へ行くと出会えます。

しかし出会った段階では人間不信に陥っていて誰とも仲良くしていません。

さらの幼少時代に母親は他界、父親は事業に失敗し多額の借金を背負ってしまいます。

その借金が原因で姉は高科という家に養子に出て行ってしまい幸せな平凡な日常からさらは借金まみれの父親と二人だけになってしまいます。

このできごとが彼女を人間不信にしてしまった原因です。

屋上での会話も主人公のことを完全に信用しているわけではないと言ってしまったりとかなりの重病。

ですが10主人公はほかのシリーズと比べて高校生らしいおバカな性格なので何度も屋上で会話をしていくうちに打ち解けていきます。

そのまま主人公との出会いによって人間不信から立ち直れるかのような展開だったんですが3年目にさらの父親が事故で意識不明の重体に陥ります。

このことが原因でさらは自殺を図ります。

それを知った主人公は急いで屋上へ向かいさらを説得するのですが

ここでさらの好感度が低いとバッドエンドに突入してしまいさらを助けることができません。

最後に笑顔で話してくれますが嫌な予感しかしませんよね?

バイバイと言いながら主人公の目の前で飛び降ります。

これ以降さらと会うことはなくクリア後のエピローグにはさらの墓が登場するため死亡していることが確定。

主人公はこの事件が原因で精神が崩壊、高科家へいってしまった姉の奈桜は墓の前で泣いています。

 

実はパワポケ10には姉の奈桜ルートもありましてこちらでもさらが自殺を図るイベントは発生します。

奈桜ルートではさらルートと違い主人公では無く奈桜が説得するのですが揉み合いになって奈桜がさらに刺されます。

その後さらとの会話にて「お父さんは目が覚めた」と言っていることからさらの父親は事故にあったものの死んだわけではありません。

ここで話をさらルートに戻しましょう。

 

描写はされてませんがさらのバッドエンドルートにて父親は目が覚めた時にさらが自殺したことを知ることになります。

なので今度は父親も自殺しちゃうかもしれませんね。

 

結末としてはさらに関わった主人公、姉、父親の3人が不幸になるという野球ゲームでは前代未聞の鬱エンド。

今に始まったことじゃないけどパワポケのバッドエンドは少しやりすぎです。

 

ドキドキ文芸部

私の告白を受け入れてくれますか?

無料でありながらものすごい作りこみのホラーADVゲーム「ドキドキ文芸部」(以下DDLC)。

本作は文芸部員の女の子と仲良く部活をする平和なゲームなのですがそれは序盤だけ。

途中から文芸部員のおかしな様子が描かれるようになります。

精神的恐怖を含む表現が多く血と意味不明なテキストが多くなります。

文芸部の1人であるユリはナイフで自分の体を傷つけることに快感を覚え主人公のいないところで自傷行為を繰り返していることが明らかになります。

明らかにやべえやつなんですが終盤で部室に二人きりになった時にとうとう告白されます。

この後の選択肢ではどちらを選んでも目の前で自殺するんですが文章じゃ伝わりにくいので動画でご覧ください。

これには全プレイヤードン引きです

スクールデイズ

永遠に

 

最後はアニメの最終回やゲームのバッドエンドがむごたらしいことで有名なスクールデイズ。

 

本作について最低限の解説をするとこんな感じ。

スクールデイズとは主人公伊藤誠(いとうまこと)と主人公のことが好きな二人の美少女、西園寺世界(さいおんじせかい)と桂言葉(かつらことのは)のドロドロ三角関係を描いた恋愛アドベンチャーゲームです。

左が言葉、真ん中が世界、右が誠です。

今回紹介するのはバッドエンド「永遠に」スクールデイズが有名である所以は主にアニメの最終回と誠のクズっぷりですが原作であるゲームも強烈に印象に残る内容です。

 

このルートではなんやかんやで誠が言葉ではなく世界と真剣に付き合うことに決めます。

ということで誠&世界カップルは家に帰るも一足先に言葉が誠の帰りを待っていました。(この娘ストーカーなのよ)

 

誠のことが好きな言葉は誠と世界が付き合っていることに納得がいかず玄関でめっちゃもめます。

ですがこのルートの誠は世界だけを愛することに決めた誠実な男なので

誠「俺は世界のことが好きだ、世界は許してくれたんだ、こんな弱くてフラフラしてばかりの俺を」

言葉「誠くんのためなら何でもします、どんなことでも、それでも駄目ですか?」

世界「ごめんなさい・・・桂さん、、、」

言葉「私、誠くんがいないと生きていけないんですよ、なのに私から誠くんを奪うんですか?」

 

こんな感じの修羅場of修羅場みたいな展開になります。

アニメとは違いハッキリと言葉に別れを告げます。

ここで心のタガが外れた言葉は「二人を幸せになんかしませんから、、、、、永遠に」

と言います。

 

そして誠カップルは一旦マンションの外へ移動し世界と話していると・・・・・

笑いながら飛び降ります

この事件が原因で誠と世界は破局、誠が墓参りをしながら言葉との事件についての後日談が語られ幕を閉じます。

 

玄関での気まずすぎる会話も見ていて結構くるものがありますが何より言葉が死ぬ直前の不気味な笑顔にぞッとしましたね。

アニメでは誠が、ゲームでは言葉か世界が殺されてしまう学園恋愛ゲームとは思えないラスト。

発売から17年経ったいまでも語り継がれるのも納得の作品ですね。

 

とりあえず今回はここまでです。

他にもシュタゲや龍が如くなんかが候補にありましたがぼくにとって特に印象に残った自殺シーンはこの6つ。

「自殺」だけに限定して紹介してみましたが案外ゲームの自殺シーンは多いです。

他殺と違って自殺は周りの人間も不幸にしてしまうことが多いので自殺シーンと鬱展開はほとんどセットみたいなものですね。

ちなみにこの中で1番怖かった作品はレインでプレイすることをお勧めするのはドキドキ文芸部です。

狂ったゲームほど考察の余地があって面白いですよ。

 

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