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全シリーズプレイ済みの私が強烈だと思ったパワポケのバッドエンドを紹介する!




今回は初代から15作品全てを
きっちりプレイ済みであるこの私が選ぶ


パワポケのバッドエンドを勝手に紹介していきます

なんやかんやパワポケの話はしてきたのでこれまで話題にしてきたルートには触れません
それと15作品全てを紹介するのは尺的にも内容的にもお互い面倒なので私がエンディングを迎えた時に


なんなのだこれは?どうすればいいのだ?


と思う現実的な後味の悪さを味あわせてくれるやつに限定しています
ネタバレはしっかりするのでそのつもりで

パワポケ3 薫


ということで初代と2はスキップしていきなり3から


3の主人公は初代と同一人物で3までの間に命を落としています
ゲーム開始時には唐沢博士と相棒枠亀田君によってサイボーグとして復活します
しかしサイボーグとなった主人公は生命維持に多額の資金が必要になりバイトに明け暮れます

そんな3の彼女候補は6人中5人が命を落とすルートが用意されていて今回は天才大学院生薫の壮絶な人生を紹介

主人公と薫は大学院にて出会いサイボーグの研究経験がある薫は主人公の身体から金属音がすることで正体を見破ります
そこで主人公は生命維持装置の開発を大金と引き換えに依頼します

こうして出会った二人はなんやかんやで普通の恋愛をして恋人のような関係になります


最終的に主人公は助かりますが薫は過去の放射線被曝による脳腫瘍で寿命が半年〜1年
その時に進めていた研究が成功すれば生存できるという状況でした


そこでカナダで研究を成功させて生存するのがハッピーエンド


研究が失敗してあらかじめ設定しておいた自爆システムにより命を落とし
研究結果が世のために少しだけ役立つという終わり方がバッドエンドです

まあ正直に言うとこれだけではそんなショックを受けるほどの終わり方ではありません
私が薫の人生が壮絶だと思った理由はこの後のシリーズで苦しみながら消える過程です

ちなみに後のシリーズでは主人公との関係は曖昧な感じで生存していることは確定しています
詳しい末路は後で補足させていただきます

パワポケ6 沙耶


4と5を飛ばして6
6の主人公は未来からやってきたタイムパトロールの一員で
目的は時間犯罪者を捕まえるというドラえもんみたいな人です
てことで和桐製作所という工場で働きながら時間犯罪者の出方を伺います

そこで出会う女の子が社長の娘である沙耶

普通のJKで主人公に対しては最初から悪くはない印象を抱いています
ということで自動的に電話番号を手に入れて攻略を進めていくと沙耶には2つ問題を抱えていることが発覚します

1つめは修行デート


現役のJKである沙耶は友達との付き合いなどという理由で特に何とも思っていない男を口説き落とす修行デートという遊びをしていました。
初期から貴田という男が沙耶のストーカーとして登場しますが実は貴田をストーカーにさせてしまった原因は沙耶にあったのです
この修行デートはストーカー化するような痛い人間ほど高得点を得られるというルールだったそうで沙耶は貴田が童貞であることを見抜いて口説いたのでしょう
これについては主人公から真相を告げて一件落着します
貴田からすれば良い迷惑ですねこの経験から将来キャバクラにハマることはなさそうです

 

2つめの問題は家庭環境
和桐家は沙耶と父親である社長の二人暮らしです
沙耶の母親は工場と野球で手一杯の社長に愛想を尽かし家出しています

この一件から沙耶は父親が原因で母親に自分もろとも見捨てられたと考えるようになりました

しかし終盤で社長と母親の間で起きた事件の真相を聞かされます
沙耶の母親が社長に愛想を尽かしたのは嘘で実際には社長の気をひくために他の男と浮気をしていたそうです


その結果浮気相手の男は本気になってしまいモメた末に母親が浮気相手を刺してしまいます
その事件で捕まってしまい刑務所にぶち込まれていたので本当は家出ではなく牢屋が家になっていたのです
これをそのまま話すと沙耶がショックを受けると考えた社長は
浮気の件を隠して家出されてそれっきりということにしていました

それから沙耶はお母さんと面会して色々スッキリします
これが沙耶ルートのざっくりとした内容

でもって最後に主人公はこの時代に残るかそれとも自分が元いた未来へ帰るのか選択をします

ここでこの時代に残ればハッピーエンドなのですが未来に帰った場合はバッドエンドです
その後語られるエピローグにて沙耶は


パパ活女子になってしまうのでした

長年家庭環境を悪くしてしまった原因である浮気
それと似た行為を毎日のように繰り返す女の子になってしまうのです
しかも貴田との修行デートの一件を見るに元々その素質はあったようにも思えます
やはり浮気して男を刺す女の子供は同じく何人もの男を誑かす股の緩い女だったというわけです


余談ですが好感度が上がるとデート後はホテル解散するようになります

パワポケ12 レン


お次はパワポケ12よりレン
主人公は負けると存在を消される呪いのPC野球ゲーム
ハッピースタジアムにて消された知人を助けるべくバイトをしながら電脳野球ゲームをするという野球ゲームです

呪いの正体はゲーム内に現れる青い髪の顔の無い女、デウエスによるものだと判明
最終的にはこの不気味すぎる顔の無い女に電脳野球で勝利することで消えた友人を取り戻し一件落着という内容です

そんなポケ12の電脳野球編ですが財布を落とした女の子を追いかけることでレンと出会えます
出会ってからは美人なだけでなくまだ学生でオタク文化にも理解があり
AI技術に詳しい優秀さを併せ持つオタク君にモテるであろう女の子であることが判明します


そんなレンとは一緒に電脳野球ゲームでデウエスに立ち向かいAI技術についても学びます
レンは優秀なできる女の子なので自分を元に開発したAIVtuberレンちゃんVer1.0を開発
このレンちゃんVer1.0はまだ不完全なため第一声が主人公さん大好きですよというオタク君を勘違いさせる系のVtuberでした

それはそれとしてデウエスとの最終決戦前にレンは夢である純粋な心を持ったAIを作る手がかりとなるデウエスのデータを手に入れるため自身が消されるリスクを負ってデータを採取することになります
ここでピンチになったレンを助けられないとバッドエンドになります

どちらにせよデウエスは倒せるので素敵な彼女が待つ自宅へ帰る主人公ですがその彼女は


レンちゃんVer1.0でした


つまり本物のレンはデウエスに消されてしまい帰らぬ人となったのです
それを受け入れることができない主人公は同居人の開田くんの言葉に耳を傾けず画面から出られない彼女にデュフる日々を送ってしまうのです

私がこれをみた当時は非現実的な出来事にしか思えませんでしたが今はVtuberもAIも優れたものが開発されたのでこの光景にはあまり違和感を感じません
みなさんも画面から出られない女の子にはハマりすぎないように注意しましょう!


ということで最後の女の子にいく前に3の薫の続きです
薫は3での出来事の後6の舞台である和桐製作所で働いています
しかし腫瘍のせいで長くはもたない身体であることは変わりません
そこで延命するために身体の一部を機械化しサイボーグとなります
8にて再登場し生身の部分もいつか異常細胞が発生してしまうので根本的な解決に至ってないことが判明します

この時は脳にも異常が現れていて45%が有機コンピュータとなっていました
8のイベントでは記憶を保てなくなるところまでが描かれエピローグではワギリバッテリーという世界をひっくりかえす発明をします
一応目的は達成してこれで終わればよかったのですが脳を機械化したことで
薫はデータ生命体となります


それが先ほど話した12のラスボスであるデウエス
青い髪の女性はポケシリーズだと少ないので見た目で薫と気付く人も多かったはずです

12の電脳野球編だけ見ればオカルトチックなストーリーのラスボスですが主人公チームに敗北し消える時のセリフは

だって、不公平じゃないか。
なおらないびょうきのからだなんて
ぜったいにこーへいじゃない・・・
まだしねない、だってわたしはまだ
しあわせになってないじゃないかぁああああああああ!!

ラスボスとしては「あわれな最期」ですがシリーズ初期に登場した病に身体を侵されながらもそれを嘆くことなく研究を続け最終的に世界を救える発明をした女性としてはあまりにも救いがありません

しかも発明したワギリバッテリーは兵器に転用され多くの人を傷つけています
素晴らしい発明なのに生みの親である人間の意思とは裏腹に悪事に利用されるなんてことも現実ではよく聞く話です

パワポケ13 冴花


てことで最後はポケ13のマネージャー冴花
13は高校野球編で野球部マネージャーとキャプテンというありがちなカップルです

冴花と仲良くなるにつれてわけわからなすぎる家庭の事情が2つ判明します
1つは父親が元プロ野球選手で今現在は母が亡くなったことが原因で変人になってしまっていること

もう1つはジナイダという謎のロボットがメイドとして暮らしていること
冴花は至って普通の女学生であるのに対して家庭は複雑そうです

ですが主人公はこの二人と悪くない関係を築きなんやかんやで家族公認の仲良しな感じになります
選択肢によってはジナイダから連絡装置をもらえます。
ジナイダは超強いサイボーグなのでピンチになったら呼べとのことです

そうして学生生活を送り修学旅行を迎えます
ですが行き先はなぜか山そこで偶然記者のミーナと遭遇し彼女について行ったところ”謎の村”を見つけます


その村では村人全員が不気味に笑っていてテレビも電車も出口さえもありません

村人の様子を見て洗脳されているようと言う主人公ですが
ミーナ曰く「あれは精神の一部を破壊されている」とのことです

そんな闇深村での一件はともかく冴花との恋愛は続きます
そして迎えるターニングポイント


冴花と良い感じの夜に突如謎の組織の襲撃を受けてしまいます
普通の男子高校生である主人公はなすすべなくやられてしまい冴花は誘拐されてしまいます
そこで冴花の父親は超能力者である洗谷に依頼し洗谷はハンターハンターのような戦い方で誘拐犯を潰し連れ戻します
しかし洗谷の攻撃で怪我を負った冴花は治療の際に事件前後の記憶を抹消されてしまいます
それから冴花と主人公は普通の生活に戻るのですがこれでバッドエンド確定です


特に大きな悲劇に遭ったわけでもないのですがエピローグでは野球部引退後に関係は悪くなり冴花は急に引っ越します
それから2年後に偶然再会した時には妊娠8ヶ月と言われ泣いてしまうという終わり方です

一見普通のバッドエンドです襲撃される原因や記憶の抹消を指示したのは闇の仕事でのしあがっていた冴花の父親だったり引っ越し先が例の”村”である可能性も考慮すると考察系の後味最悪エンドに思えます

記憶の抹消や父親が闇の住人であることは非現実的ですが数年ぶりに偶然出会った可愛い同級生が妊娠してたり子供を連れていたりしてなんとも言えない気持ちになるのは結構リアルですね
このバッドエンドを回避するにはジナイダから連絡装置をもらって襲撃時に使う必要があります


てことでポケシリーズの現実味を帯びた後味最悪エンドの紹介を終わります
お疲れ様でした

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